著者の本棚

著者の本棚（249）『周りを優先し過ぎるお疲れママのためのご自愛レッスン』の著者長谷静香さんと「5分会議」で人と組織を育成する専門家＆１分トークコンサルタント沖本るり子の対談

第249回
心理カウンセラー
長谷静香先生

【プロフィール】
（はせしずか）
1972年福岡県生まれ。
茨城県在住。三児の母。コミュニケーション講師歴18年。看護師歴10年。心理学講師歴11年。対人関係援助職のプロとして30年間、人と関わる仕事を徹底的に貫く。福岡の久留米大学病院の看護師として働いた後、結婚して茨城県つくば市に。手話をやっていたことから、それを活かせる何かがないか・・・そう思っていたところ、ベビーサインを紹介する雑誌を偶然読み、長女妊娠中にベビーサイン講師の資格を取得、教室を開講、活動開始。その後、保育士の資格も取得。長女が4歳、次女が1歳の時のこと。子育てに行き詰まる。下の子が生まれるまでは、すごく大切に思っていた上の子への気持ちが変わっていく。自分の子どもがかわいいと思えない。子どもを大切にできない。自分のことも大切にできない。こんな私は母親失格？講師失格？自分を責めて苦しい……。どうしていいか？分からない。そんな時に、わらをもつかむ思いでネット検索し、勇気づけの子育て方法に出あう（原田綾子さんのブログ）。最初は、子どもが3人もいたら勉強なんてできない・・・。そう思っていた。しかし、3人目妊娠し、子どもが3人になったら、学ぶことなんてできないかも……と思い、当時遠いと感じていた池袋の講座に申し込むも、残念ながら抽選に外れる。しかし、その5か月後、次の講座を受講できることになったが、今度は、切迫早産になって、安静で行けないことになる。せっかく受講できるようになったのにどうしてこの時期に……。と落ち込むが、偶然にもその講師の方のお友達が長谷のベビーサイン教室の受講生さんとして受講されていて、「静香さんが受けられないなら、つくばに呼んじゃいましょうよ！」ということで、その方の講座をつくばで開催し、そこからアドラー心理学を学ぶ道が開けた。初めて学んだのはELM講座。（アドラー心理学の入門講座）不完全でもいいんだ。怒ってもいいんだ。子どもに対してそういう感情があってもいいんだ。母親でも・・・講師でも・・・不完全でいいんだ。そういうことを知り、少しずつ苦しみが和らいでいった。そして、勇気づけの教えから、日々の生活でも楽に実践できるスキルを学び、心理学の学びを実践していくことで、自分の心が変わり、子供や夫も変わっていった。 ELMリーダー（アドラー心理学入門講座のリーダー）を取得後、講座を開講。もっと学びを深めたいと、ヒューマン・ギルドに通い、岩井俊憲先生に師事。 ELMトレーナー、SMILE（親子関係セミナー・アドラー心理学実践講座）リーダーとなる。潜在意識・コーチング・二者心理学などさまざまな心理学を学び、2017年より野口嘉則氏に師事し、コーチングとカウンセリングについて学びを深め、メンタルファウンデーション協会認定プロフェッショナルコーチとなる。アドラーカウンセラーの資格も取得。現在、官公庁・医療・行政・教育機関・企業向けの研修・講演を全国で展開。個人向け講座、セッションは、海外からの受講生、クライアントもいる「誰かを勇気づけるためには、まずは、自分自身の心の器を勇気のしずくで満たすこと。満タンになって、あふれこぼれたひとしずくが、他の人にも波紋を広げていく。心の器を頑丈に作り、心の器を満たし、あなた色に生きる生き方をサポートさせていただきたい」そう心に留めて日々活動している。さらに「心に一日ひとしずく。心理学で自分を大切にできる人を増やし貢献し合える世界を作る」を自身のミッションとして日々邁進中である。 2016年より看護学校非常勤講師（現在3校）看護大学非常勤講師

著書：『周りを優先し過ぎるお疲れママのためのご自愛レッスン』モラロジー道徳教育財団
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