なぜ人は会議・オンライン会議・WEB会議が嫌いなのか、会議があると聞くだけで憂鬱なのか
会議と聞いたら不快?
名刺交換をすると
「会議ですかぁ」
と、怪訝そうな顔で言われる。
「え?会議、イヤですか?」
の質問に対して
「会議、無駄だよね」
とか
「会議は長いよ」
のような話をしてこられる人がほとんどです。
そのようなわけで
会議が大好きな人に、出会ったことがないです。
なぜ会議が嫌いなのか、会議の嫌な点
会議というだけでいやな気持になるという人が多くいます。
そこで、セミナーの参加者に会議のどういうところがいやなのか聞いてみました。
すると出るは出るは…。
会議の前
会議中
会議の後
と時系列で、さらにコロナ禍の影響でWEB(オンライン)会議でも会議のいやなところがあるようです。
会議開催前で聞いてみると
会議前、準備がめんどくさいから会議がイヤ
会議前、根回しがめんどくさいから会議がイヤ
会議前から結論が決まっているから会議がイヤ
会議開催中で聞いてみると
会議の時間が長いから会議がイヤ
会議開始時間が遅れるから会議がイヤ
会議終了時間が遅れるから会議がイヤ
会議中、発言すると仕事が増えるから会議がイヤ
会議中、発言すると否定されるから会議がイヤ
会議中、いつも同じ人が発言するから会議がイヤ
会議中、まったく発言しない人がいるから会議がイヤ
会議中、話しが脱線するから会議がイヤ
会議中、話しが長い人がいるから会議がイヤ
会議中、いつも対立するから会議がイヤ
会議中、人格攻撃になるから会議がイヤ
会議中、ほかの仕事ができず忙しくなるから会議がイヤ
会議中、決まらないから会議がイヤ
会議中、参加しても特にならないから会議がイヤ
会議中、言いたいことが言えないから会議がイヤ
会議中、いいことしか言えないから会議がイヤ
会議中、顔色をうかがうから会議がイヤ
会議中、役職が関係するから会議がイヤ
会議中、地位が関係するから会議がイヤ
会議中、納得感がない決定事項だから会議がイヤ
会議中、人前で話すのは苦手だから会議がイヤ
会議中、話している意味がわからないから会議がイヤ
会議中、愚痴を聞かされるから会議がイヤ
会議中、自慢話しを聞かされるから会議がイヤ
会議中、問い詰められるから会議がイヤ
会議中、怒鳴られるから会議がイヤ
会議中、叱られるから会議がイヤ
会議ではなくても済む会議がイヤ(報告会、連絡会、メールですむ、掲示板ですむ)
会議開催が就業時間後に開催されるから会議がイヤ
会議開催後で聞いてみると
会議後の議事録作成がめんどくさくて会議がイヤ
決定事項が、絵に描いた餅で終わる会議がイヤ
WEB(オンライン)会議で聞いてみると
WEB(オンライン)会議中、嫌な人の顔アップを見ることになりWEB(オンライン)会議がイヤ
WEB(オンライン)会議中、顔のアップを見られたくなくWEB(オンライン)会議がイヤ
WEB(オンライン)会議中、大きなうなずきを強制的されるWEB(オンライン)会議がイヤ
WEB(オンライン)会議中、大きな身振り手振りを強制されるWEB(オンライン)会議がイヤ
WEB(オンライン)会議中、カメラ目線を強制されるWEB(オンライン)会議がイヤ
WEB(オンライン)会議中、笑顔を強制されるWEB(オンライン)会議がイヤ
WEB(オンライン)会議中、明るい照明を強制されるWEB(オンライン)会議がイヤ
と、このように出てきました
この中で、圧倒的に一番多いのは『会議時間が長い会議』ということです。
どれもこれも会議の嫌な部分がわかっているので、会議を何とかすればいいのにと思いませんか?
しかも、逆の手法をとればいいだけでは?
なぜ、まず、会議の手法を改善しようとしないのか?
多くの人は、この会議をだれかが何とかしてくれるだろうという他人ごとの考え方です。
さらに、どれもこれも会議のやり方は、立場が上の人が何とかしてくれなければ、いくら改善する会議の方法があったとしても会議手法は改善できないのです。
どんなにすばらしい会議の手法があっても、その会議の手法をやらなければ意味がありません。
なお、最初から会議の手法を全部変えることができなくても大丈夫です。
多くの人たちは物事の変化を嫌がります。
特に上の立場の人は保守的です。
自分が何かを変えて、うまくいかなかったとき昇進・昇格・昇給に悪い影響を及ぼすかもしれないと思うからです。
そこで
まずは、できる範囲でできることを少しだけやってみましょう。
このまま今までどおりの会議のやり方をしていても無駄な時間ばかりを費やすだけです。
会議は人ごとではなく自分ごとで解決していきましょう。
大丈夫です。
みんなあなたと同じように自ら会議の手法を変えようとやる気は、
あまりありません。
でも何とか、誰かが会議を変えてくれたらいいなぁと思ったら、あなたがちょっと会議のやり方を変えてみましょう。
もしあなたが、立場上変えることができる人であったなら、
ちょっとでもいいので会議のやり方・活用の仕方を変えてみましょう。
あなた以外の人が会議はだれかが何とかしてくれるだろうと思っています。
その誰かが会議を何とかしてくれるだろう…が…あなたです。
会議が改善されたらいいと思ったら、あなたが、会議を活用しようと考えることから始めましょう。